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これはビックリ!けっこう執筆進む [若者の中に一人]

さて、明日は何ヶ月ぶりかの、子どもがいない休日です。前の記事で、10月から始まった後期では一般教養科目が並んだ水曜日をムリヤリ休日にして、毎週仕事をしていると書きました。確かに必修科目はないのですが、水曜を休日にしたばっかりに、一般教養で一番興味があった「北欧事情」を選択できず、「国際教養」という区分で選べる科目が非常に限られました。

数少ない選択肢のなかから私が選んだのが「トルコ学入門」です。この科目は単位が取りにくいことで有名で、担当はトルコ語の教官(日本人)なのですが、肝心のトルコ語専攻学生が一人しか選択していないという変わった現象が起こっています。だいたいの一般教養科目はレポートor期末試験か、レポート+期末試験の場合はレポートはかなり軽めなのですが、「トルコ」はレポート+期末試験でどちらも重量級のようです。そのレポートはトルコの文化遺産を一つ選んで4000字程度でまとめるというもので、なぜかワープロ使用が認められていません。12月4日締め切り厳守!で昨年遅れた学生は「もう(授業に)来なくていいです」と言われたとか・・・。そのレポートに集中するために、明日は仕事をオフにしました。

ちなみに私が選んだのはカッパドキアの地下都市です。恥ずかしいことに、受講前の私はトルコぉ〜?・・・「飛んでイスタンブール」ってあったっけ(古い〜)、北杜夫の「怪盗ジバコ」でトプカピ宮殿とかシシカバブってあったなあ〜、バレーの木村選手がトルコのリーグへ行ったのだったっけ・・・という本当にお粗末な知識しかなかったのですが、鬼教官の講義は予想外におもしろくて、講義は!けっこう楽しんでいます。

高校で世界史を履修したものの、その膨大さに早々に挫折してしまい、ほぼ何も身についていませんので、まさにゼロからの出発です。トルコ人と結婚した高橋さんという漫画家さんの「トルコで私も考えた」などを読みながら、トルコに「はまる数歩前」という状態です。

さて問題のレポートですが、ワープロで書いてから手で写すという戦略に出ていますが、書き出すとなぜか調子に乗ってしまい現在5500字でまだ佳境に入りかけというところです。心配になって字数の上限を尋ねてみたのですが「任せます」ということで、上回る分には寛容なようで(本当か?)、明日はワープロで一通り仕上げることを目標としています。

子どもがいるのは楽しいのですが、やはりまだ小学生。遊び相手にされてしまい、芯から休んだ気がしません。というわけで、本当〜〜に久々の「何もない一日」(トルコのレポートや外出する雑用はあるのですが)を控えて、気分がハイになっております。そこでブログの更新をば・・・。
さてタイトルのびっくりしたというのは、英文エッセイのことです。実は私は英語はそれほど好きではなく、英文学まで楽しめる実力があればまた話は違うと思うのですが、そこまでの力はなくて受験英語のレベルです。外国滞在歴もアメリカに仕事で2週間、シドニーに遊びで数日という、この年齢の外国語学部生にしては信じられない短さです。そう言えば先日、フィリピン語の授業で「○○(外国)へ行ったことがありますか?」という練習で教授が「まいさんは経験豊富だから飛ばしましょう」と言って抜かされたのですが、実は大半の学生さんより海外経験は少ないというおもしろいオチがあったのでした。

本題に入りますと、夏休みに英文エッセイの課題が出て、けっこう時間がかかって苦労したのですが、もうそれもはるか以前のこととすっかり忘れていました。ところが・・・です。昨日英語の担当教官からメールが来て「あなたのエッセイをエッセイコンテスト(何だろう??)に出すことにしました。(文法的に)訂正してほしい箇所があるのでファイルを送ってください」とのこと。いやぁ〜、これには本当にびっくりしました!エッセイコンテストとは、確か、外国語学部内で各クラスから(何人か知りませんが)出してコンテストをするもので、私のいい加減な英文(本人は一生懸命やりましたが、いかんせん実力が・・・)がそんなことになろうとは思ってもみませんでした。

なんか、自慢めいた話で申し訳ないのですが、「えっ、なんでまた!」と本当にビックリしたのでここに書くことをお許しください。

この話にもオチがあって、今日の授業で教官と言葉をかわしたところ「(あなたのより)英語が上手なエッセイはいくつもあったのですが、今回は内容で選びました(笑)」。あぁ、それで納得!テーマは「前期の教科書に関連したこと」という指定で、教科書に教育の話があったので、ここぞとばかり、「きのくに」の教育現場の様子や理念について書いたのでした。うーん、確かに珍しいし、年若い学生さんには書けないテーマですね。

私の高校時代には英作文はあるにはあったのですが、それほど重視されてなくて、とにかく読めればいい的なムードでしたし、その後の仕事や生活で英文を書いたこともありません。入試での英作文の配点の高さに驚き(半分くらい)、自分が全く書けないことに気づき、急遽Z会の英作文の添削を受けて何とかしのいだ私ですから、上手な英文が書けるはずがありません(キッパリ)。これはやっぱりテーマの特異性ですね。というわけで、晴れがましい舞台とは無縁の人生を送ってきた私が、選に入るはずはない(確信)とはいえ、コンテストなるものに出品することになったという驚きの話題でした!

気が向けばそのエッセイを載せますが、「上手ではない」という教官お墨付きのものなので公表はとても恥ずかしいです。う〜ん、何かで異常にハイになったらということで。それではフィリピン語の復習をして、明日はトルコのレポートに賭けます。あっ、このトルコが一般教養の最後の科目です。スウェーデン語もいちおう一般教養ですが、あれは趣味ですし、単位は足りているので・・・。トルコのレポートできますように!!
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コメント 2

shira

 エッセイコンテストは高校でもやりますけど、英語の上手で内容もいいというのは本当に稀です。なかなか難しいもんです。
by shira (2012-11-29 20:45) 

mai

いまは高校でもそういう取り組みがあるのですね!発信型の英語という感じでしょうか。確かに英語力と内容が二拍子揃うのは難しいでしょうね。最初の驚きが冷めて、とても恥ずかしくなっていたので(自意識過剰ですが)、審査側の声を教えていただいてちょっと安心しました。
by mai (2012-11-30 20:28) 

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