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フィリピンがちょっと見えてきた!? [日本語教育学]

マニラに行きたいけれど、お金はなし、病気のネコがたくさん、家族も心配という三重苦にあえぐ?私に、主任教授が嬉しい情報を送ってくださいました。

国際交流基金という外務省所轄の機関がアジアセンターという部門を設立し、今年度から「日本語パートナーズ」というプログラムを始めたそうです。この日本語パートナーズというのは、現地の高校や大学で日本語教育のアシスタント(ネイティブとしての指導)をしたり、地域の人も含めて日本文化を紹介する活動で、旅費や滞在費も出してもらえるそうです。

派遣国はインドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、そしてフィリピンです。派遣期間は半年〜1年くらい。日本語専攻(フィリピン語)の私にとってはドンピシャリではないかと、メールを送ってきてくださいました☆

このブログにも何回か書いているように、私は日本語教育よりもフィリピン語・フィリピン文学に興味があるのですが、いまの仕事が「教える」ではないけれど、どちらかと言うと「アドバイス」系。その仕事は特に嫌いではないし、「アシスタントなら頑張ったらできるかもしれない」という気がしています。

また、採用されている年齢層が幅広く、同世代やもう少し年長の人がいることも、とても勇気づけられました。大学では若者のなかでいつもおばさん一人で、どうこう言っても肩身が狭かったのですが、その点が緩和されそうで嬉しいです。

一次、二次選考があるので受かるのはなかなか難しいかもしれませんが、フィリピン語が大好きでちょっとだけできて、大学での主専攻は日本語(教育)・・・これはけっこうチャンスかもしれません。HPを見てみると、日本語専攻の先輩と同級生がすでに派遣されています!(もちろん20代前半の子ですが)

遥か彼方に霞んでいたフィリピンが急に近づいてきたような気がします♡

日本語パートナーズのHPです。 http://jfac.jp/partner/index/

情報を送ってきてくださった主任教授には大学に通っている時から、留学などの相談はもちろんのこと、年齢がけっこう近いので(^^;)、共通の興味のネコのことや身体の調子のことなど、さまざまな世間話??もしてきました。お知らせのお礼も兼ねて、近況をつい長々と報告してしまいました。

ブログには書きそびれていることもたくさんあるので、昨夜書いたお返事メールを少し変えてアップしてみます。

******
○○先生

いつもお世話になります。
先生にはご活躍のことと存じます。

このたびはたいへん興味深い情報をどうもありがとうございます!
いまざっと目を通したところですが、マニラでフィリピン語が学べること、拙い知識ですが日本語専攻での勉強が生かされる(かもしれない)ことなど、私にとっては本当に嬉しいお話です。

△△さんとは大学で何度かお話ししたことがあり、Facebookでも友達です。日本語教育に対する彼女の熱意にはいつも感心しています。久しぶりにご連絡していろいろと尋ねてみたくなりました。
またこのお話では、私の最大の悩みである年齢についても、同世代や年上の方もおられる様子でたいへん励まされました。

体調のことをご心配いただきどうもありがとうございます。
腰部脊柱管狭窄症ですが、程度としては「軽症」という診断で、現在、薬物治療を続けています。
長く立ったり歩行を続けると坐骨神経に沿って左大腿後面に痛みが出てきますが、
それを除けばほぼ支障なく生活ができています(鎮痛剤は内服していますが)。
子どもの運動会でも、さすがに出場はしませんでしたが、お手伝いで走ったり歩いたり、普通にできました。

8月下旬から内服を始めたプロスタグランディンが効果が出るのに3ヶ月くらいかかるということなので、もう少し良くなるのではないかと期待しています。
(しつこい性格なので(笑))フィリピン行きもあきらめておらず、最終的に手術適応になった時に備えて、脊椎手術の症例数がたいへん多い××病院に転院して1~2ヶ月に1回通院しています。

10月26日に日本語教育能力検定も終わり、先生にメールを差し上げようと思っていたところです。
合格しているかどうかは12月下旬に発表になるまでわかりませんが、何とか例年の合格ラインは越えたかというあたりです。ただマークミスなどの可能性もあり、現段階では本当にわかりません。

さて家庭の方ですが、先生にメールを差し上げた直後から猫たちの体調が悪くなり、病院通いで目が回るような日々を送っています。

もとから歯肉炎のある子(15歳)が8月下旬から全然食事を摂らなくなり、毎日のように点滴に通っていたのですが、「念のために」と調べた検査で、ネコのウイルス性白血病であることがわかりました。その子は生まれてから一度も外出していないので、感染経路を探すために全員(あと5匹)を検査。結局、1年ほど前に2~3日間家出していたお父さん猫が陽性で、お父さんから感染したと考えられました。幸い、陽性は2人だけだったので他の子には予防接種をしました。

白血病の子は連日の点滴+インターフェロン+抗生物質が効いたようで、信じられないくらい好転し、体重もほぼ元にもどり、今は週に2回くらいの通院になっています。
感染源のお父さん猫はまだ明らかな症状が出ておらず2週間に1回くらいの通院で予防的にインターフェロンを注射しています。

それと同時進行的に別の子(15歳)が乳ガンであることがわかり、9月下旬に手術をしました。
幸い何とか成功し、完治or延命が見込めると喜んでいたところ、もともと年齢的に腎機能がギリギリだったようで麻酔薬の影響で腎不全になってしまいました。
人間だったら人工透析というレベルまで悪化し、私は腹膜透析も提案しましたが、猫の場合、カテーテルからの感染などのリスクが大で慢性腎不全には適応にならないということで、点滴治療を続けることになりました。

その後、隔日~連日点滴に通っていたのですが、一昨日の血液検査で尿素窒素88→65、クレアチニン9.5→6.6と初の改善がみられ、夫婦で大喜びしました。
一時は匙を投げそうな雰囲気だった主治医も「希望が持てる」ということで、しばらく連日皮下点滴を続けることになりました。今晩も点滴に行ってきたところです。

ところが、こうした重症の子に手を取られて大学時代から通院していた慢性便秘の子(12歳)の浣腸間隔が延びてしまったため便がたまりすぎて1回の浣腸では出なくなり、先週末には3泊の入院をしました。

そんなこんなで、時間も医療費も膨大にかかってしまいました。8月末からたぶん数十万円くらいはかかっていると思います。
留学資金の貯金どころではなくなり、逆にわずかな貯金を切り崩す羽目に陥ってしまいました。
前にもお話ししたように、通院はほとんど私の役目なので、毎日クタクタです。
その分、夫には料理を作ってもらっていますが・・・(笑)。

そういうわけで、猫の病状的にも金銭的にも来春からの留学はとてもムリだと判断し、来年秋からの学期を目指そうかと考えていたところです。
先生からのお話を考える上でも猫の病状は気になるところですが、良くなるにしろ、悪くなる(亡くなる(>_<))にしろ、来年の秋までにはある程度メドが立っているのではないかと思います。

収入を増やし仕事の選択肢を広げるために、この10月から○○勤務を始めました。
とは言っても長いブランクがあるので、今のところ週1の非常勤で、しかも比較的難易度の低い「×××」の仕事です。やっと少し慣れてきたのですが、△△まで電車で通っているので、その日はけっこう疲れます。

本論とは外れた話を長々と書いてしまい、申し訳ありません。
日本語教育能力検定が終わりフィリピン語の勉強ができるはずだったのですが、猫と新職場に忙殺されてなかなか進みません。
○○勤務しない日は、相変わらず##に勤務しています。かなり空き時間があるので、世界の言語シリーズの暗唱を続けています。
あとは、2000語の単語の復習、Facebookでフィリピン人の方とやりとり・・・などをしています。
教会通いもしたいのですが、フィリピン礼拝の日が子どもの運動会など学校行事と重なったり、身体が疲れて寝込んでいたりで、少しごぶさたしています。

教えていただいたお話を夫にちょっとしたところ、特に反対ではないようです。
もともと彼はフィリピンへの留学にはどちらかと言えば賛成で、「やりかけたことはある程度モノになるまで続けたら・・・」的な感じです。
半期よりも1年間行ったら・・・というふうにも言ってくれますが、子どもの長い夏休み期間中私がずっと不在なのもちょっと不安ですし、やはり秋から半期が現実的ではないかと思います。

身体的な不安もありますが、今の調子でいけば普通の生活ならば何とかなりそうです。
日本語パートナーズについては、応募する方向で考えたいと思います。

これから寒くなりますが、カゼなどお召しになりませんよう、どうかご自愛ください。
末筆になりましたが、奥様にもどうかよろしくお伝え下さい。
長々と本当に失礼しました。
ご活躍とご健康をお祈りしています。

********

ほんの少しだけ状況が動き始めたフィリピン行き。さてさて、この後、どうなるのでしょう??自分でもさっぱりわかりません(^^;)。
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コメント 6

mai

shiraさん、sachat06さん、niceどうもありがとうございます=^_^=
by mai (2014-11-12 22:02) 

sachat06

maiさん、ご無沙汰しています!

大変な生活を送っていらっしゃいますね。
私も最近は現実に処理しなければならないことに振り回されブログからもすっかり遠ざかっていました。
家族のことや健康につぃては、誰もが抱える問題ではありますが、動物介護は本当にエネルギーがかかります。心痛も多大でしょう。

それでもフィリピン行きは、ここまで来たのだから「三重苦」を吹き飛ばして、ぜひぜひ実現してください。時期が少々先延ばしになっても、どうということはないと思いますよ。目標があるということは本当に素晴らしいことだと思います!

by sachat06 (2014-11-12 22:35) 

mai

sachat06さん、優しいコメントどうもありがとうございます!

sachat06さんもねこちゃん(動物)が好きでしたね。動物介護は本当にたいへんですね。まだそれほどしんどそうな子はいませんが、苦痛が出てきたらと思うと今から胸が締め付けられそうです。

フィリピン行きの背中を押してくださってどうもありがとうございます。なぜにフィリピン??という感じですが、言語、先生、気候など、相性が良いのだろうなとしか言えません。何とか行きたいものです。

フィリピンは貧富の差が大きく、国として豊かとはいえませんが、国民の主観的幸福度は高く(7〜8割)、自殺率はとても低いそうです。日本とは違った価値観があるようです。

sachat06さんも、フルートや乗馬など、お好きなことが存分にできる心身の余裕を持てますように・・・。


by mai (2014-11-13 17:45) 

mai

ハマコウさん、niceどうもありがとうございます!
by mai (2014-12-01 21:02) 

mai

yamさん、niceどうもありがとうございます!
by mai (2014-12-30 13:22) 

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